安全のための大きな躍進: AZM 400
AZM 400の特徴として、10,000Nの非常に高い保持力、双安定性の原理、及び電動ロックボルトが特筆出来ます。これは、新しいシリーズがCNCマシニングセンターなどの非常に大きな電動安全ドアにも適している事を意味します。エレクトロニクスとセンサーの組み合わせは、ユーザーの視点から高レベルの可能性と、非常に高いレベルの安全性を備えた高度な補助機能を提供します。
フェイルセーフAZM 400ボルトインターロックは、コード化されたRFIDタグロックボルトが噛み合うロック穴を有するアクチュエーターに加え、センサー機能を備えたロックユニット、モーター駆動のロックボルトで構成されています。ロックボルトが十分な深さに達すると、ガードシステムは安全にロックされていると見なし、AZM 400は10,000Nの保持力を発生します。
RFID技術をセーフティセンサーに組み込む事により、ISO 14119に準拠して個別にコード化されたパターンのコード化レベルを達成出来ます。インターロック機能だけでなく、ガードロック機能も備えているため、ボルトロックはDIN EN ISO 13849-1に基づくPL e及びカテゴリー4、更にIEC 61508に基づくSIL 3を達成します。ガードロック機能の高レベルの安全性は、2チャンネルのロック解除信号により実現されます。これにより、例えばクロスコネクションの場合など、システムが意図せずにロック解除されない事が保証されます。この様に危険区域への不用意なアクセスを防止出来ます。
AZM 400は、300N以上の横力に対してロックを解除します。これにより、製造工程の不用意な中断が回避され、機械及びシステムの生産性が向上します。統合された安全関連のセンサー技術によって、ボルト位置を監視し、障害条件を特定する事が出来ます。その結果、フォールトメッセージが減少し、より高い生産性に貢献します。
ガードロック作動用の専用入力回路により、AZM 400を全ての安全制御システムに接続出来ます。これら安全制御システムの、PNP出力とNPN出力の両方に対応出来、AZM 400の異なるタイプは必要ありません。