品質管理

世界中の拠点に共通な品質規準

Schmersal グループの製造する子会社はみな、品質管理システム DIN EN ISO 9001 に連体として認定されており、その規準に則って運営されています。品質管理システムはモジュラーに構成されており、品質に関連するプロセスに関しては、明確な規則を設定しています。

これらの品質規則は各拠点全体に有効で、管理システムの構造をはるかに超えるところまで及んでいます。国内と国外の生産拠点では統一された品質規準が有効で、さらに統一されたプロセスとツールが使用されています。又、検査試験プロセスも全ての拠点において同一です。世界中の拠点で統一されたプロセスによって、最大限の情報の透明性と、高い効率が達成され維持されています。

生きた品質

品質管理は、Schmersal では規則として存在しているばかりではなく、品質の理念のベースとして日々それが活かされています。そこには重要な理由があります：Schmersal で製造されるスイッチ一つ一つは、重要な任務を担います。セーフティースイッチの場合は、装置が欠陥無く機能することが機械のオペレーターの安全と健康に対して重要な影響をもたらします。この責任に関して当社はよく認識しています – 七つの生産拠点から出荷される一つ一つのスイッチにおいて。

機械規準法付属書 X に則った認可

Schmersal グループの取得した機械規準法の付属書 X に則った認可（「包括な品質管理」）は、機械安全性に関連するコンポーネントを独自で開発、検査、および製造する資格をもたらします。同時にこの認可は極めて厳しい規準を要求しており、全ての生産拠点で実現されている当社の高度な品質レベルを証明しています。

もちろん、ご希望に合わせてそれぞれの国で有効な認可規準を充たしたスイッチ、例えば CCC (中国) または UL / CSA (北アメリカ)が納品されます。

防爆スイッチ用：ATEX 認可

Schmersal グループが適用する高い品質規準のもう一つの特徴として、ATEX 規準に則った認可があります。この規則の要求レベルも、当社の国際的な組織全体のプロセス内に組み込まれています。このようにして、防爆環境用の（セーフティ）スイッチに関する非常に難しい分野で、要求されている安全性を保証することが可能になります。

認可取得済みの社内検査試験施設での品質保証

設備がよく整っているヴッパータールの Schmersal 試験施設は、ドイツ認定機関 DAkkS によって試験施設として認定され、DIN EN SO/IEC 17025 適合の認可を取得済みです。その結果、当社は独自の責任の下に、低電圧スイッチを国際的に有効な規格に則って認定することが許可されています。

Schmersal グループのお客様にとってこのことは、次のような意味を持ちます：新製品とテクノロジーがより速く、コスト安に試験過程を通過し、市場に出すことができます。時間のかかる外部試験が単純化され、顧客仕様による試験範囲の変化にも同様にシンプルに対応することができます。

試験と認定プロセスにおいても最も高い品質規準を採用

Schmersal の試験設備では現在11人のスタッフが仕事をしており、そのうち9人が公認された試験官です。試験設備に含まれるのは、電気的および機械的耐久性と耐圧試験、環境シミュレーション・チェンバー（温度、湿度、振動、およびリークテスト）、および電磁環境適合性試験用の設備です。

製品開発をサポートする各種試験と、新製品セーフティ・スイッチの製品試験の他に、既に流れている製品のロット検査試験と最適化（開発部門との共同作業で）のための試験が、の部門の任務に含まれます。独自の品質管理システムは、Schmersal グループの品質管理システムの根幹を成し、試験および認定プロセスにおいて最も高い品質スタンダードを実現することを保証します。